2020年11月16日、米ジョージア州グイネット郡(Gwinnett County)で手作業の再集計を行っているスタッフら(Megan Varner/Getty Images)

米ジョージア州再集計、証人9人が不正と規則違反を告発

米大統領選挙の投票不正をめぐって、ジョージア州の複数の集計スタッフや監視員はこのほど、手作業による再集計の際、トランプ大統領に投じた票がバイデン氏に計上されたのを目撃し、作業規則の違反行為もあったと証言した。トランプ陣営弁護団のリン・ウッド(Lin Wood)弁護士は11月17日、目撃者の宣誓供述書を公開した。

証言を行ったのは9人。証人は疑わしい投票があるのを見たと話した。有権者は郵便投票を封筒に入れる前、投票用紙を二つに折る必要がある。しかし、バイデン氏に投じた票に折り目はなく、新しく印刷された物のように見える。

ウッド弁護士は17日、ジョージア州の地裁に対して緊急動議を提出した。同氏は、ジョージア州に、大統領選挙結果の承認を禁止するよう求めた。同州政府は11日、手作業の再集計を実施すると発表した。ウッド弁護士は、投票不正が行われていたとして、9人の証人の宣誓供述書を出した。今週、同州では、少なくとも3つの郡で未集計の投票が見つかった。その大半はトランプ大統領への投票だ。修正後、トランプ大統領の得票は約1400票増えた。

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