写真はインターネットのデータ保存サーバー(JOHANNES EISELE/AFP/Getty Images)

パウエル弁護士、敵対4カ国が米国の選挙集計サーバーに侵入

トランプ大統領の弁護士シドニー・パウエル(Sidney Powell)氏は11月20日、「米軍がドイツで押収したサイトル(Scytl)社のサーバーに敵対国4カ国の回線が接続されていた」と保守系ラジオ番組Triumph Radio & Glenn Beck’s showで語った。同氏はまた、別のラジオ番組で「票操作の写真を入手した」ことを明らかにした。

サイトル(Scytl)社は、2020年米大統領選でいくつかの激戦州で使用されたドミニオン(Dominion)社の投票機に集計サービスを提供している。今回の選挙の不正集計に関与しているとの疑惑が浮上している。

「米軍によってドイツのサイトル社のサーバーが押収されたと聞いている。政府は現在何が起こったのかを調査していると思う」とパウエル弁護士は明かした。

同氏はまた、「われわれは米国の利益に対して非常に敵対的な外国4カ国が同サーバーに接続したという証拠も持っている」と語った。

さらに同日、米紙ワシントン・エグザミナーのポッドキャスト「Examining Politics」の独占インタビューに応じ、「弁護団はリアルタイムで票が操作されている写真を持っている」と述べた。

パウエル弁護士は19日のトランプ弁護団の記者会見でも、「米国の投票データーは集計のために海外に送られ、ドミニオン社の投票機およびスマートマティック(Smartmatic)社の集計ソフトが外国の利益集団によって制御されており、彼らがそれを使って結果を改ざんした」などを指摘した。

同氏はまた、「キューバ、ベネズエラ、中国共産党などの『共産主義資金』が米国の選挙に影響を与えるために使われた可能性が高い」と言及した。

同氏は20日のツイッター投稿で、「ドミニオン社はただの運び屋で、誰がこのシステムを開発してベネズエラに渡したのか」と裏勢力の存在をほのめかした。また21日には「もうすぐ答えがわかるはずだ」とオバマ前大統領、ブレナン前中央情報局長官、クラッパー前国家情報長官らの名前にハッシュタグをつけてツイッターを更新した。

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