米ペンシルベニア州地裁、大統領戦の結果認証に差し止め命じる
米ペンシルベニア州連邦地裁のパトリシア・マカルー(Patricia McCullough)判事は11月25日、同地裁で27日に大統領選挙の投票問題をめぐる聴取会が開かれる前に、州当局者が集計結果のさらなる認定をしてはならないと命じた。
同州のキャシー・ブックバー(Kathy Boockvar)州務長官は24日、同州で大統領選挙の結果について、民主党候補のバイデン前副大統領の勝利を認定した。これに対して、マカルー判事は翌日、州政府に対して、大統領戦の結果認定に関する「さらなる措置を取らないよう」と命じた。
共和党のマイク・ケリー米下院議員とペンシルベニア州下院選挙候補者のワンダ・ローガン(Wanda Logan)氏ら8人が11月21日、同州のトム・ウルフ知事が2019年10月31日に署名し発効した「郵便投票第77号法案」は、ペンシルベニア州の憲法に違反しているとして、同知事、州政府、ブックバー州務長官、州議会を相手に訴訟を起こした。
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