仏ル・モンド、中国臓器の出所問題を再提起 「透明性疑う」
仏有力紙ル・モンドは最近、中国の刑務所では、当事者の事前の同意なしに臓器が摘出され、利用される問題があると報じた。60人あまりの議員は9月、臓器の強制摘出に対応して、両国保健分野の共同研究の透明性を高めるよう求める法案を提出した。
同紙によると、中国は死刑囚の臓器利用を2015年に停止したと公表したが、いまもなお、中国の病院で多くの臓器移植が行われている。移植手術の件数も記録的に上昇しており、多くの臓器は透明性のある契約により提供されたものなのか、疑わざるを得ないと指摘した。
中国政府は年間の処刑人数を非公開にしているが、ニュース報道などから1000人あまりと推測されている。中国政府に弾圧されている中国伝統的な修煉法・法輪功の学習者が2006年から強制臓器摘出の被害に遭っていると訴えてきた。
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