2010年5月、フィリピン大統領選挙で、投票機の使い方を紹介するSmartmaticの従業員(TED ALJIBE / Getty Image)

フィリピンでも不正か、元議員「Smartmatic投票機は事前に票を組み込んだ」

米メディア「Newsmax」によると、フィリピン下院の元議員で弁護士のグレン・チョン(Glenn Chong) 氏は、米国大統領選挙の投票不正に関わったと指摘された集計ソフト開発会社、スマートマチック(Smartmatic)社と投票機製造メーカーのドミニオン(Dominion Voting Systems)社について、10数年前からフィリピンの選挙を操作してきたと指摘した。

同氏は11月29日、Newsmaxの番組に出演し、Smartmaticなどの投票システムは、事前に投票用紙をインストールできると指摘した。投票開始前に、システムが大量の投票を組み込むことができるという。

同氏は「前処置(pre-loaded)という表現は、私がマニラでよく使っている表現だ。事前に組み込まれた投票だ。私は、視聴者に、彼たちが署名した文書を見せたことがある。(中略)私たちは7万の投票がある。そのうちの4140票の投票用紙がすでに、選挙の数日前に、145台の投票機にスキャンされた。これは全体の6~7%占める」と述べた。

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