中国軍、米軍との会議をボイコット 米司令官「中国は合意を尊重しない」

米インド太平洋司令部によると、中国人民解放軍は12月14~16日に予定された、オンライン形式の軍事海上協議協定 (MMCA) 作業部会会議の参加を拒否した。

フィル・デビッドソン司令官は、中国がMMCAへの参加を拒否したことは「合意を尊重しない」という中国の態度の表れであるとした。この会議のボイコットは、中国に合意を求めるすべての国へ注意を向けさせる事例になったと付け加えた。

米国と中国は、1998年以来定期的に会合を開催し、軍事海上安全の強化、海空における作戦上の安全の改善、米中両軍間のリスク軽減のための協議メカニズムとしてMMCA対話を実施している。今年の交流も、2020年の米中防衛関与計画のなかで合意していた。

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