【紀元曙光】2020年12月20日

日本は、英雄の出ない国である。

▼と言うと、読者諸氏に叱られるだろうか。草莽崛起。民衆の中にこそ志の高い人がいる。そうした無名の英雄は、平時は全く通常の生活をしているが、ひとたび国家や民族に危機が迫るときには、愚鈍な政府を飛び越えて湧き上がる。男女を問わず、武士となるのだ。

▼米国大統領選挙の不正を糾弾しトランプ大統領を支持する集会とパレードが、11月27日の東京に引き続き、12月20日大阪で行われた。主催者のFBに約1200人参加とある。日本のパレードの映像は、もちろん大紀元が米国および全世界に配信している。

▼「日本にサムライがいた」。トランプ大統領も目にするだろう。米国のトランプ大統領支持者、いや、それだけでなく、立場を超えて正義と真理を希求するアメリカ国民に大きな感動を与え、共感されるに違いない。米国以外でこのようなムーブメントが起きることは、これはもはや米国だけの問題ではなく、人類の命運を懸けた正邪の戦い、神と悪魔の大戦であることを証明するものだからだ。

▼逆説的かつ諧謔的に言う。日本は、政府が適度にアホなほうが、かえって国民がしっかりするから結果として良いのかもしれない。3・11で福島第一原発の一部が大爆発を起こし、現場の職員が決死の対応に当たっていたとき、当時の政府の長だった人は、やたら現場を怒鳴って邪魔をした。満身創痍の祖国を支えたのは、政府ではなく、国民だった。

▼フクシマ・フィフティを中国語で「福島五十勇士」と書く。あの時も世界の人々は思った。日本にサムライがいた、と。

▶ 続きを読む
関連記事
高速道路脇でくつろぐ巨大グリズリー——偶然の出会いが生んだ奇跡の一枚。カナダ・バンフの大自然と、野生動物の意外な素顔に心が和む写真ストーリー。思わず見入る体験談です。
「自分を大切にする」とは、甘やかすことではない——快適さに流されがちな時代に、本当の自己愛とは何かを問い直す一編。心と生き方を整える、少し厳しくも深いヒントが詰まっています。
自閉症は「一生変わらない障害」だと思われがちですが、必ずしもそうとは限りません。最新研究と専門家の見解から、発達の仕組みや改善の可能性、早期介入の重要性を丁寧に解説します。理解が深まる一編です。
がん細胞は糖だけでなく、脂肪やアミノ酸など複数の燃料を使い生存します。研究者は、この代謝の柔軟性を断つ新たな治療戦略に注目しています。
植物が元気に育たない原因、実は水やりの時間かもしれません。朝が最適な理由や、病気を防ぐ正しい与え方を専門家が解説。初心者でもすぐ実践できる園芸の基本が分かります。