テキサス州コロラド市のウインドファームの風力タービン。2016年1月21日撮影(Spencer Platt/Getty Images)

テキサス州で中国人実業家が風力発電所を建設計画 米空軍訓練基地の近くで「安保上の懸念」

米テキサス州西部にある米空軍最大のパイロット訓練基地の近くで、風力発電所の建設計画が進んでいる。投資者の中国人富豪は共産党政権や軍とつながりを持っていることから、専門家は同計画に国家安全保障上の問題が生じかねないと危惧している。

新疆ウイグル自治区の実業家・孫広信氏が所有するGHアメリカ投資グループ(GH America Investment Group)は2015年、テキサス州バルベルデ郡で13万エーカー(約526K㎡)の土地を購入した。

総資産19億ドルを保有する新疆屈指の富豪である孫氏は、中国軍の元将校で新疆青年連合会の副主席を務めていた。

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