フェイスブック、ジョージア州共和党候補ページを閉鎖 170万人の反バイデンのページも閉鎖
米SNS大手のフェイスブックは1日、ジョージア州上院選共和党候補のケリー・ロフラー(Kelly Loeffler)上院議員とデイビッド・パーデュー(David Perdue)上院議員の募金ページを閉鎖した。同選挙の決選投票は5日(現地時間)に行われる予定だ。
全国共和党上院委員会(NRSC)は、ロフラーとパーデュー両陣営の合同募金委員会である「Georgia Battleground Fund」を運営している。
委員会のスクリーンショットによると、フェイスブックは「ポリシー違反」の理由でページを閉鎖したと警告した。
同ページは、「容認できないビジネス慣行」のポリシーに違反したとされている。
NRSCは声明で、「ビッグ・テック(テクノロジー大手)がまたやらかした。投票日まで4日しかないのに、これは許せない」と述べた。
フェイスブックの広報担当者は報道機関に対し、今回の件はミスだったと述べた。
「自動的なエラーにより、この広告アカウントが無効になった。アカウントは後に復元された」と広報担当者は述べた。
連邦議会の上院は現在、共和党が50議席、民主党が48議席を獲得している。1月5日のジョージア州の決選投票で残りの2議席が決まり、どの政党が上院を支配するかが決まる。両政党とも50議席を獲得した場合は、上院議長を務める副大統領が最終的な決定票を投じることができる。
また、フェイスブックは1日、170万人のメンバーを持つ「Joe Biden Is Not My President(ジョー・バイデンは私の大統領ではない)」のグループも閉鎖した。
同グループは2020年12月15日に設立され、フェイスブック史上最速で100万人のメンバーに達した。グループの管理者らによるとフェイスブックから事前の警告や説明は与えられなかったという。
しかし、4年前に立ち上げられた反トランプのグループ、「Not My President」は今も閉鎖されていない。同グループは現在75万人のメンバーがいる。
(大紀元日本ウェブ編集部)