<中共ウイルス>黒龍江省チチハル市が都市封鎖実施、マンションの扉を溶接
中国東北部の黒龍江省では、中共ウイルス(新型コロナウイルス)の感染が急拡大している。同省チチハル市民によると、市当局が実質上、都市封鎖を実施し、住民の出入りを阻止するために一部の集合住宅の扉を溶接した。
チチハル市民は18日、市当局は11日以降市民に外出を禁止した上、交通機関の運行、レストランや商業施設と宅配便会社などの営業を停止し、企業に操業停止を命じたと大紀元に語った。
市民は「市当局の措置を見ると、市内で感染者が急増しているのがわかる。しかし、政府が毎日発表した新規感染者の数が20人にとどまっている。統計がおかしすぎる。感染者が少ないのに、なぜ都市封鎖を行うか」と当局の公表に強い不信感をあらわにした。
同市民によると、市当局は先週から全市民にPCR検査を行い始めた。「厳しい寒さの中、私たちは検査のために1日ずっと外で待っていた」。今年1月、黒竜江省は平均気温マイナス23度を記録した。
また、市当局はマンションの入口の前に柵を設置し、マンションの扉を溶接するよう指示した。
「18日未明の午前1時、市政府は(団地の)北疆雅苑小区の1棟のマンションの出入り口を溶接した。このマンションは6階建てで、1フロアに2世帯が住んでいる。そのマンションに感染者の濃厚接触者がいると聞いた。このようにマンション自体が全部封鎖されたケースは多くある」
「封鎖されたマンションの住民は外に出れないから、(親戚などが)窓を通して食品や日用品を届けるしかない」
市民によれば、当局が都市封鎖措置で住民らは食料品などの買い占めを始めたため、物価が急騰し、スーパーでは品薄状態が続いているという。
(記者・洪寧、翻訳編集・張哲)
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