中国美大教授、ミッフィーを剽窃 「キャラクターは公共物」
中国広東省・広州美術学院の馮峰教授の作品が、オランダの作家ディック・ブルーナ氏の「ミッフィー」を盗用しているとして、先月から物議を醸している。同教授は一度は疑惑を否定したが、「ミッフィー」側は6日の声明で、同作品の永久使用停止を発表した。
「ミッフィー」は声明で、「アーティストの馮氏は、自主的にミッフィーの著作権所有者であるMercis bv社に問題の作品を引き渡し、また3月まで予定されていた展覧会も中止された」と同氏による同作品の使用の永久停止を発表した。
今年1月、中国8大美術大学の一角を占める、広東省・広州美術学院の教授である馮峰氏が個展を開いた。展示されたウサギのキャラクターの容貌が、あの世界で最も有名なウサギの1つでもある「ミッフィー」とそっくりだと指摘された。 ミッフィーとは、オランダの作家ディック・ブルーナ(Dick Bruna)氏が、1955年に創作した同国の著名な商標、キャラクターである。
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