フェイスブックCEO、自社ポリシーに反してワクチンに懸念を示していた=流出動画
リークされた内部動画によると、フェイスブックのザッカーバーグCEOは昨年、COVID-19のワクチンについて、同社のポリシーと異なるコメントをしていた。
ザッカーバーグ氏は昨年7月、「人のDNAやRNAを変える長期的な副作用を私たちは知らない。そして抗体を生み出す事によって、将来的に突然変異や他のリスクがあるかどうかも知らないため、このワクチンについては注意すべきだ」と話した。
しかし同氏は、昨年11月に米アレルギー感染症研究所のアンソニー・ファウチ所長と共にオンラインのフォーラムに登場した際、異なる見解を示した。
「一つだけはっきりさせておきたいのだが、ワクチンはDNAやRNAを変えるものではないと私は理解している」とザッカーバーグ氏が話すと、ファウチ氏は「そうだ。まず第一に、DNAはあなたの核細胞に固有のものだ。異物を混入しても最終的には取り除かれる」と述べた。
フェイスブックにコメントを求めたが、回答は得られなかった。
この映像は、ジャーナリズムの監視団体、「プロジェクト・ベリタス(Project Veritas)」が公開したものだ。動画はフェイスブック社内の週間Q&Aセッションからのものだという。
フェイスブックは、ユーザーがCOVID-19について何を投稿できるか、厳しいガイドラインを設け、ポリシーに違反した多数のユーザーを封鎖または制限した。
同社は2月初め、ワクチンに関する投稿で、保健機関や同社のいわゆる「事実確認担当者」が誤っていると判断した投稿をすべて削除すると発表した。
フェイスブックはブログ投稿で、「本日、WHOを含む主要な保健機関との協議を経て、コロナウイルスとワクチンに関する虚偽の主張のリストを拡大した。リストに含まれる虚偽の主張は削除される」と述べた。
リストには「COVID-19のワクチンが人のDNAを変えるという主張」が含まれている。
フェイスブック上のグループの管理者は今後、グループ内の投稿に問題があると判断された場合、新しい投稿を一つひとつ審査して、表示を許可する事を余儀なくされる。
同社はさらに、「このポリシーに違反していないCOVID-19またはワクチンに関する主張は、引き続き第三者の事実確認担当者による審査を受け、虚偽と判断された場合は、ラベルが貼られて制限される」と述べた。
(大紀元日本ウェブ編集部)