【写真】コロナで窮地に陥るベトナム人労働者 お寺に身を寄せ合う
長引くコロナウイルス(中共ウイルス)の影響により、在日ベトナム人労働者たちは苦境を強いられている。なかには職を失い、住む場所に困っている人もいる。埼玉県の大恩寺で住職を務めるティック・タム・チーさんは、そのような人々を受け入れている。日本国内からの寄付もあり、寺院では常時50人程度を受け入れている。
NHKの2020年12月の報道によれば、在日ベトナム仏教信者会のチーさんは、これまで労働者たちのために無料で生活費や光熱費を負担してきたが、避難所の運営には限界があると思いを語っている。「ベトナムから来た若い人たちは、日本に来てたくさんの夢を持っていて、できれば多く助けてあげたいと思っています。しかし、私もずいぶん疲れました。気持ちは山々ですが、自分も本当に限界があります」とチーさんは取材に答えている。
厚生労働省が発表した、「外国人雇用状況」の届出状況によると、2019年10月時点で、計165万8804人(前年比13.6%増)と過去最多を更新した。日本の外国人労働者のなかで、ベトナム人は40万1326人(24.2%)と、中国人の41万8327人(25.2%)に次ぐ最多コミュニティとなっている。
(王文亮)
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。