中国で活動の外国人記者、「報道の自由の急速な減退」を実感=調査

[北京 1日 ロイター] – 中国の外国特派員協会(FCCC)は1日、中国政府が新型コロナウイルス感染予防措置や査証(ビザ)発給制限などを行使して、「報道の自由の急速な減退」をもたらしていると指摘した。加盟社支局長を対象とし、150人から回答を得た年次調査で明らかにした。

調査によると、職務環境が改善したとの回答は3年連続でゼロだった。

調査は「新型コロナ抑制のために導入された監視システムなど、すべての国家権力が、外国人ジャーナリストや同僚の中国人ジャーナリスト、海外メディアがインタビューをしようとした人物に対する嫌がらせに用いられた」とした。

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