米作業部会が報告書、首都ワシントンの警備体制強化提言
[ワシントン 8日 ロイター] – 米首都・ワシントンの警備体制に関する調査を行っていた作業部会は8日に報告書を公表し、連邦議会議事堂の警備体制強化や緊急対応部隊の創設などを提言した。また、1月6日にトランプ前大統領支持者が議事堂に乱入した事件に関して、警備体制が十分でなかったと指摘した。
この報告書は、議会議事堂乱入事件を受けてペロシ下院議長が作業部会に作成を要請していた。
作業部会は、連邦議会警察について「人員不足で、設備も十分でなく、首都や議員の安全を確保するのに十分訓練されていなかった」と指摘した。
また、乱入事件後に議事堂の周りに設置されたフェンスについて、今後「統合型の開閉式フェンス」に置き換えることを提言。さらに、首都ワシントン全体をカバーする緊急対応部隊をコロンビア特別区国家警備隊の指揮下に創設することを勧告した。
連邦議会議事堂乱入事では、トランプ氏支持者と警備隊の衝突などで5人が死亡した。
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