内閣府が発表した四半期別GDPは11.7%に下方修正された(Photo credit should read TORU YAMANAKA/AFP via Getty Images)

四半期別GDP下方修正 12.7%から11.7%に

内閣府は9日、2020年10月から12月期の国内総生産(GDP)改定値を発表した。物価変動の影響を除いた実質GDPは、前期比2.8%増となり、前の3か月(7月から9月)に続き2期連続のプラスとなった。

実質GDPは年率換算では11.7%だった。2月15日に発表された速報値は3.0%増、年率換算12.7%増だったため、下方修正された。

数値の修正は、財務省が2日に発表した「四半期別法人企業統計」を反映したものだ。なかでも目立ったのが民間在庫変動で、GDPに対する寄与度はマイナス0.6ポイントとなった。項目別では、仕掛品と流通品はプラスを維持したが、原材料と製品の在庫はマイナスとなった。

(王文亮)

関連記事
現在、フランスで開催中のラグビーワールドカップ。その会場でも、日本人サポーターによる「試合後のゴミ拾い」が、模範的な善行として話題に上っている。
東京都内のマクドナルドの店舗で撮られた「T字型のイス」の写真が、ツイッターなどSNS上で話題になっている。台湾 […]
秋葉剛男国家安全保障局長は8月17日、中国・天津で中国外交担当トップの楊潔篪(ようけつち)共産党政治局員と会談 […]
大阪港湾局が昨年12月に武漢新港管理委員会とパートナーシップ港提携に関する覚書(MOU)を締結した問題をめぐっ […]
岸田文雄首相は4日、ウクライナのゼレンスキー大統領との電話会談で、同国の要請を踏まえて自衛隊が保有する防弾チョッキやヘルメット等の装備品を提供する方針を伝えた。欧州最大規模の原子力発電所に対する攻撃について「最も強い言葉