北朝鮮と韓国の軍事境界線を警備する双方の兵士。手前が韓国、向こうが北朝鮮。参考写真(JUNG YEON-JE/AFP via Getty Images)

米国、北朝鮮人ハッカーをハッキング容疑で起訴 ソニー攻撃にも関与

米国連邦検察当局による2021年2月の発表によると、世界的なハッキングに関与した北朝鮮人コンピュータプログラマー3人を米国司法省が起訴した。ハッカーは、米国の映画製作会社を標的とした破壊的攻撃および銀行や企業からの1300億円相当(13億米ドル)超の資金の窃盗や恐喝を行なった。

3人のうちの1人は2018年の刑事事件ですでに起訴されており、今回公開された起訴状では同事件に関連する被告2人が追加されたことになる。検察側は3人全員を北朝鮮の対外諜報・特殊工作機関の元従業員として特定してる。この3人には、北朝鮮政府の要請に従い、同政権が使用する資金をハッキングにより窃盗した容疑がかけられている。

米国当局が注目しているのは、被告等が当時ロシアと中国に滞在していたことである。

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