<心の琴線> 生と死について―最後だとわかっていたなら
未曾有の大災害を目のあたりにして、多くの被災された方々のことを思うとともに、生や死について深く考えさせられた。そしてすぐに10年前、NYで起こった911ワールド・トレードセンター崩壊の記憶が蘇った。
しかし、今回は巨大災害であり、被害は広範囲で被災された方たちの数は桁外れである。あまりにも悲惨すぎるし、全ての事が、まるで悪夢のようで未だに信じられない。日本の方々が、今も続く余震や原発事故に不安を覚えながら毎日を過ごされておられると思うと、NYにいる私は、本当に申し訳なく思ってしまう。被災された方たちのお気持ちを考えると、適切な言葉が浮かばず、己の無力さを感ぜずにはおられない。
人が生きているとは、そして、死んでしまうとはどういうことなのだろうか。
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