【漢詩の楽しみ】客至 客(かく)至(いた)る
舎南舎北皆春水、但見群鷗日日來、花徑不曾縁客掃、蓬門今始為君開、盤飧市遠無兼味、樽酒家貧只舊醅、肯與隣翁相對飲、隔籬呼取盡餘杯
舎南舎北(しゃなんしゃほく)皆(みな)春水(しゅんすい)。但だ見る群鴎(ぐんおう)の日日(ひび)來たるを。花径(かけい)曽(かつ)て客に縁(よ)って掃(はら)わず。蓬門(ほうもん)今始めて君が為に開く。盤飧(ばんそん)市(いち)遠くして兼味(けんみ)無く、樽酒(そんしゅ)家貧にして只(ただ)旧醅(きゅうばい)あり。肯(あえ)て隣翁(りんおう)と相対して飲まんや。籬(かき)を隔てて呼び取り、餘杯(よはい)を尽くさん。
詩に云う。我が家の北にも南にも、春の水が流れている。この季節になると、毎日ただ鴎(かもめ)の群れ来るのを目にするばかりだ。花咲く小径も、わざわざ来客のために掃くことなどしなかったが、貴君をお迎えするにあたり、我が家の粗末な門も初めて開きましたよ。皿に盛り付ける料理など、市場まで遠いので、二品もありません。樽の酒も、我が家は貧しいため、古い濁り酒が残っているばかり。こんな粗末な酒肴ですが、隣家の爺さんも呼んで、一緒に飲みませんか。いま垣根ごしに呼びますから、さあ三人で、残りの酒を飲み尽くしましょう。
関連記事
6万件超のMRI研究で判明した、お尻の筋肉と2型糖尿病リスクの関係。理学療法士が教える、自宅でできる臀部エクササイズ5選を写真付きで紹介します
気分の落ち込みやストレスを感じるとき、食事は心の調子を支える一つの手がかりになります。バナナ、柑橘類、青魚、ダークチョコレートなど7つの食材を紹介します。
夏至から半夏生にかけては、陽から陰へと季節の流れが変わる節目です。しそ、タコ、オクラなどの食材を通じて、湿気によるだるさや脾胃の不調を整える養生の知恵を紹介します。
写真を撮るとき、なぜ「はい、チーズ」と言うのでしょうか。何気なく使っている掛け声には、自然な笑顔を引き出すための発音の工夫があります。
中医学では、経絡を気が巡る通り道と考え、流れの滞りが不眠や不安、こわばりなどの不調につながるとされます。日常で取り入れやすいツボ押しも紹介します。