【伝統文化】
聖火に映える騎馬武者の雄姿 福島で聖火ランナー出迎え
25日、甲冑を身にまとった「相馬野馬追」の勇ましい騎馬武者たちが、南相馬市の雲雀ケ原祭場地で東京五輪聖火ランナーを出迎えた。聖火リレー2日目の26日には、野馬追の出陣式が行われる福島県相馬市の相馬中村神社からスタートした。
国指定重要無形民俗文化財「相馬野馬追」は、福島県相馬地方の伝統行事。相馬野馬追執行委員会の担当者によると、騎馬武者が身に着けている甲冑はすべて代々受け継がれてきたもので、修理をしつつ着用しているとのこと。また、全国から甲冑が集まっていることもあり、地域で保管している甲冑の数は2千~3千領に達する。
地域では馬の飼育も盛んであり、毎年の野馬追に出場する約400頭のうち、地域で飼育しているのは半数の200頭あまりだ。
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