2021年1月4日、パミール高原で軍事訓練中の中国軍女性兵士(STR/AFP via Getty Images)

「ほぼ毎日私たちに仕掛けている」、米作家が中国当局の超限戦を警告 

「プロパガンダ、検閲、偽情報、スパイ活動、脅迫、賄賂、性的誘惑、威圧、暗殺、拉致、暴力行為、サイバー攻撃、悪意に満ちた影響力の行使は、中国共産党が自由・民主主義世界に対する全面戦争で使用する武器の一部に過ぎない」

米作家、ケリー・ゲルシャネック(Kerry K. Gershaneck)氏はこのほど、大紀元の取材にこう語った。同氏の著書、「政治的戦争:中国に対抗するための『戦わずして勝つ』計画の戦略(Political Warfare: Strategies for Combating China’s Plan to ‘Win Without Fighting ‘)」は昨年出版された。

「政治的戦争」と呼ばれるこの戦争形態は、「超限戦」などの呼び方で知られており、直接的かつ本格的な軍事攻撃には至らない。しかし、ゲルシャネック氏は、「政治的戦争」は兵器を使わずに敵に勝つことを目的としているため、軍事攻撃と同じく殺傷力があり致命的だと指摘した。

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