<中共ウイルス>WHO顧問、実験室流出説の状況証拠は「圧倒的にある」
世界保健機関(WHO)諮問委員会で顧問を務めるジェイミー・メツル(Jamie Metzl)氏はこのほど、「圧倒的な状況証拠」によって、中共ウイルス(新型コロナウイルス)は中国の武漢ウイルス研究所から流出した「可能性が非常に高い」と示した。豪メディア「スカイ・ニュース(Sky News)」が4日、伝えた。
WHOは3月30日、中共ウイルスの発生源に関する報告書を発表した。同報告書は、様々な仮説の可能性についてランク付けした。この中で、ウイルスが中間宿主を介してコウモリからヒトに感染する、いわゆる人獣共通感染症がパンデミックの原因である可能性が「最も高い」とした。コウモリからヒトへの直接感染の可能性はその次に高い。しかし、武漢ウイルス研究所から流出した可能性は「極めて低い」という。
メツル氏は4日、スカイ・ニュースの取材に対して、WHOが単独でこの現地調査を行ったのではないとし、今回の調査は「WHOの1つの独立諮問委員会」と「中国側のチーム」の「共同研究である」と強調した。同氏はまた、この調査は「すべての仮設を検証できていない」と指摘し、権威あるものとは言えないと話した。
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