(Public Domain)
古代中国の物語

赤子を救った書生 

昔、浙江省寧波市に袁道済(えん どうさい)という書生がいた。彼は非常に貧しく、科挙の試験が行われる都へ行くこともままならなかったので、親戚や友人たちが彼のために旅費を工面してやった。

都へ行く途中、袁は道端に捨てられている赤ん坊に気づいた。そのまま通り過ぎることはできず、近くの豆腐屋の夫婦に所持金を渡して赤ん坊を託した。

一文もなくなった彼は仕方なく寺に寄り、なんとか一晩だけ泊めてもらうことになった。その晩、寺の和尚はある夢を見た。各府の城隍神(じょうこうしん。中国の民間信仰における土地の守護神)が一堂に会し、書生たちの名簿を文昌帝君(学問の神様)に見せながら、何だかんだと話し合っている。

▶ 続きを読む
関連記事
1000歩的繽紛台湾の取材チームは台南に訪問。美食の街で知られていますが、実は、飲み物にもこの土地ならではの魅力が息づいています
ガスコンロの炎がオレンジ色になるのはなぜ危険?青色の完全燃焼と異なる「不完全燃焼」のリスクや、一酸化炭素中毒・ガス代高騰・室内空気汚染などの悪影響を解説。汚れや空気比率の異常を知らせるサインを見逃さないための点検・ケア法をまとめました。
松の煙から始まり、幾多の試練を経て一挺の墨が生まれる製墨の工程。それは人間の修養や風骨の形成と深く重なっています。苦難を乗り越え、静けさの中で自らを磨き上げる人生の奥深さを描いた珠玉のエッセイです
体重を15%落としても高コレステロールが残ることがあります。食事だけでなく、遺伝、家族歴、薬の役割を見直します。
たった2週間で体重が最大5kg減、ウエストも約3cm細くなった人も。砂糖と精製でんぷんを抜き、週3日運動するだけの「322シュガーフリー・ボディリセット」と4分間ワークアウトを紹介します