故人が亡くなった月日は祥月命日。毎月のその日を、月命日といいますね。
毎月11日は、震災の月命日。もちろん私たちは、悲しみを乗り越え、日常を取り戻していかなければなりません。その過程では、ある部分、忘れることも必要ですが、決して忘れてはならない教訓もあり、また時間を設けて、故人と静かに対話することも欠かせません。
あの日。東京では大量の帰宅困難者がでましたが、人々はよく耐え、助け合い、社会秩序を守りました。都内のあるホテルは、ロビーに2千人を収容。毛布と温かいスープを提供しました。
東京ディズニーランドでは、若いスタッフが来園者をよく守り、笑顔で声をかけ続けました。売り物のお菓子を配布し、小さい子に「ぬいぐるみ」を抱かせてあげました。
昨日は4月11日。そんな無名の英雄がいたことを思い出しました。
(慧)
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