【ほっこり池】20歳の「ただいま」

 『世界の中心で、愛をさけぶ』。原作の小説がでたのが2001年で、20年前のこと。白血病で亡くなる高校生のアキと、同じ高校生で、命の短いアキを愛しぬこうとする朔太郎の純愛物語です。私が見たのは、綾瀬はるかさんのドラマだったかな。当時は、映画や漫画などでも大きな話題になっていたと思います。

 白血病というのは、本当に最近まで「不治の病」だったのですね。俳優の渡辺謙さんが、1989年に同じ病気で主演予定の映画を降板しました。もちろん今では完治して、日本を代表する国際俳優になっています。

 「ただいま」の笑顔で競泳プールに戻ってきた池江璃花子さんには、正直、度肝を抜かれました。1年前には、あれほど痩せて筋肉がおちていた人が、今は堂々たるトップアスリートで、しかも優勝。

 まぶしいほどの、20歳の輝きでした。

(慧)                                                      

 

関連記事
中国古典舞踊の最高峰・神韻芸術団は20日に来日。待望の2025年神韻世界巡回ツアーが23日に日本の名古屋で開幕する。
肩の柔軟性と筋力を高める6つのエクササイズを実践すれば、可動域を改善し、肩こりや日常の不快感を和らげる効果が期待できます。
白キクラゲやレンコンをはじめ、免疫力を高める10の食材を紹介。伝統医学と現代科学が推奨する抗炎症効果で、肺を潤し冬を快適に過ごす方法を提案します。
新たな研究により、男性における自閉症の発症リスク上昇には、Y染色体が関与している可能性が示されました。男性では自閉症が女性より約4倍多く見られる一因として、Y染色体が自閉症リスクを特異的に高めていることが明らかになっています。
朝食のタイミングを調整することで、2型糖尿病の血糖値管理が改善する可能性があることが新しい研究で明らかに。運動と食事のタイミングが血糖値に与える影響を探ります。