弟子規/大紀元

弟子規(5)

親(Qīn) 所(suǒ) 好(hào),力(Lì)為(wèi) 具(jù);

親(Qīn) 所(suǒ) 惡(wù),謹(jǐn) 為(wèi) 去(qù)。

身(Shēn) 有(yǒu) 傷(shāng),貽(yí) 親(qīn) 憂(yōu);

德(Dé)有(yǒu) 傷(shāng),貽(yí) 親(qīn) 羞(xiū)。

親(Qīn)愛(’ài) 我(wǒ),孝(xiào) 何(hé) 難(nán);

親(Qīn) 憎(zēng) 我(wǒ),孝(xiào) 方(fāng) 賢(xián)。

【注釈】

(1)親:父母の親。

(2)好:喜ぶ。

(3)力:盡力する。

(4)具:具備する、準備する。

(5)惡:嫌がる、嫌う。

(6)謹:注意深く、慎んで。

(7)去:取り除く。

(8)貽:留める。

(9)憂:心配して憂える。

(10)羞:恥入る。

(11)何難:何の困難があるだろうか?

(12)憎:辛く当たる。

(13)方:それでこそ

(14)賢:賢く良い,品德が高尚。

【日文参考】

父母が喜ぶ事物や行為は、その子女が極力準備してやるようにする。父母が嫌がる事物や行為は、その子女が排除し注意深く改正する。

子女の身体が傷付けば、その父母は憂い、子女の品徳が欠損していれば、父母は恥じ入る。

父母が自分を可愛がっているとき、孝順を示すことに何の困難があろうか。父母に辛くあたられているときでさえ、孝順を示すことができてはじめて品徳の高い賢人であるといえる。

(竜崎)

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