【ほっこり池】駅ポスターの会話

 「ねえ、ミライトワ。私たち、どうなるのかしら」

 「うーん、わからない。僕たち、去年からずーっとここにいるけど。何のために、こんなに長く、ぺったり貼られていたんだろうね。ソメイティ」

 「ほんとなら、もっと早く、このバイト終わっていたんでしょ」

 「うん、去年の夏にね。それが東京2020って書いてあるまんま、2021年になっちゃった」

 「私たちのバイトは延長されたけど、人間さんたちは大変みたい。お仕事が突然なくなったりして」

 「そうだってね。この駅を通る人の顔も、なんか寂しそうだよ」

 「ところで、私たち。これが終わったら、バイト代、もらえるのかしら」

 「バイト代じゃなくて、僕たちそのものが、すごく高く買われるんじゃないかな」

 「幻の、っていうプレミアム付きでね」

(慧)

関連記事
釈迦牟尼佛が父王の死に際し、人生の無常や執着を超える道について語り、難陀に出家を促すまでの感動的な物語。
断食の基本は「賢く食べること」 老廃物を輩出し、細胞を健康にして免疫力を高めるために、食べない時間を決めることなのです。顔中に吹き出物があった人が断食をして、吹き出物がきれいに消えた人を見たことがありますが、本当に美しい肌になりました。
香港で唯一の「レゴ認定プロビルダー」の洪子健さんのチームは最近、長さ26メートル、幅1.78メートルの中国絵画の至宝「清明上河図」を再現し、ギネス記録に認定した。
歳を取れば更年期障害。しかし、心を磨いてきた人にはなんてことはない。気分が軽いということは執着が少ないということ。どんな欲望や執着に対しても、離れて淡々とすると、体は軽くなる。
プロのテクニックで南向きの窓もピカピカに!筋を残さず仕上げるためのスキージー技術と道具の選び方を解説