【党文化の解体】第3章(27)

5.多種の文芸形式を利用し、党文化を注入する

 2)演劇、歌舞、大衆演芸など多種な文芸形式を利用し、党文化を注入する

 中共の文芸を利用した宣伝形式は、その多くが旧ソ連から移植して無理に模倣したものである。しかし、党文化を注入する対象が全ての中国人であるため、中共は必然的に一切の民族文化資源を利用し、地域や民族ごとの好みに適合させて、洗脳の効果を最大化させた。

 歌舞、京劇、新劇、評劇(華北・東北等に広く行われる芝居の一種)、豫劇(河南省の主な劇の一つ)、呂劇(山東省の主な劇の一つ)、越劇(浙江省の主な劇の一つ)、粤劇(広東省の地方劇)、秦劇(西北各省の劇の一つ)、田植え歌舞、黄梅劇(安徽省の地方劇)、花太鼓劇(湖南・湖北・江西等地方劇)、二人転(吉林・遼寧等地方劇)、京韻太鼓(北京に起こり、北方各地に広まる謡ものの芸の一種)、河北梆子(河北地方の歌物語りの一つ)、山東快書(せりふと韻を踏んだ歌から成る芸能)、漫才、評書(長編物語りの講釈芸能)等々、中共が盗まないものはなく、党文化はこれら伝統的な文芸形式に寄生し、その害毒は計り知れない。

▶ 続きを読む
関連記事
抜け毛や白髪は年齢だけの問題ではないかもしれません。中医学では、髪の状態は「腎のエネルギー」と深く関係すると考えられています。下半身の簡単なストレッチが、髪の健康を支えるヒントになる可能性も。
髪は見た目以上に多くを語ります。ストレスや栄養状態、環境曝露まで記録する“健康の履歴書”としての可能性と限界を、最新研究と専門家の視点から読み解く注目記事です。
「少量なら大丈夫」は本当?240万人を分析した最新研究が、わずかな飲酒でも認知症リスクが高まる可能性を示唆。脳の健康とお酒の付き合い方を見直すきっかけになる一記事です。
「忙しい=充実」と思っていませんか。最新の研究と実体験から、過度な忙しさが心身や人間関係に及ぼす見えない代償を解説。立ち止まることの本当の価値を考えさせられる一編です。
透析は命を救う治療だが、腎臓が本来持つ「回復力」を見えにくくしてしまうこともある。必要な時だけ透析を行う新たな治療法で、回復率が高まったという研究と、透析を離脱できた女性の実体験。