ベルギーのリエージュ空港(Liege Airport)で建設中の物流センターはアリババの子会社によって運営されている。(余钢/大纪元)

アリババの物流拠点がスパイ活動の懸念 ベルギー司法省が警告

中国電子商取引大手のアリババグループがベルギーに建設中の巨大な物流拠点は、中国政府に協力してスパイ活動に従事する可能性があるとして、最近、同国司法相は議会で懸念を表明した。

ベルギーのリエージュ空港(Liege Airport)で建設中の物流センターはアリババの子会社によって運営されている。

同物流センターについて、ベルギーのフィンセント・ファンクイッケンボルヌ(Vincent Van Quickenborne)司法相は5日、中国はすべての民間企業に国の情報機関への協力を義務付けているとし、中国の情報機関の工作員が空港の機密エリアや保安エリアなどアリババが保有する商用データや個人データにアクセスできる可能性があると警告した。

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