中国大使、「クアッド参加はダメージ」と脅迫、バングラデシュ外相反発
中国の李極明(り・きょくめい)駐バングラデシュ大使は10日、米国主導の4カ国戦略対話「クアッド」に参加した場合、中国とバングラデシュの関係は「大きなダメージ」を受けるだろうとバングラデシュ外相に警告した。同国外相は「バングラデシュは主権国家であり、外交政策について指図は受けない」と猛反発した。
李大使は同時に、中国は中共ウイルス(新型コロナウイルス)の対策においてバングラデシュに支援を提供すると発言し、同国に取り入ろうとした。
バングラデシュでは約77万5千人が中共ウイルスに感染し、1万2千人が死亡した。
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