台湾、全域でコロナ警戒水準引き上げ 19日にワクチン到着へ

[台北 19日 ロイター] – 台湾当局は19日、域内全域で新型コロナウイルスの警戒水準を引き上げた。

これまで新型コロナ感染が比較的抑えられていた台湾では、この1週間程度で約1000人の新規感染者が報告され、台北では新しい制限措置が導入されていた。

陳時中・衛生福利部長(衛生相)は、新規感染者が267人となり、18日の240人を上回ったと表明。現時点で全面的なロックダウン(都市封鎖)を導入する必要はなく、医療体制は十分に整っており、過度な心配は不要だと述べた。

警戒水準の引き上げに伴い、集会を制限するほか、娯楽施設を閉鎖する。台北では週末から同様の措置が導入されていた。

また、台湾当局は、ワクチンの公平な分配を目指す国際的な枠組み「COVAX」から英アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチンを19日中に追加で40万回分受け取ると明らかにした。域内で感染者が急増する中、ワクチンの供給が細っていた。

これまでに受け取っているワクチンは30万回分強にすぎず、全てアストラゼネカ製。少なくともこの3分の2が分配されている。

当局はこれまで、COVAX経由で100万回分以上のアストラゼネカ製ワクチンを受け取るとの見通しを示している。

また、これまでに発注した2000万回分は大部分がアストラゼネカ製だが、米モデルナ製も含まれている。ただ、世界的なワクチン不足で供給が制約を受けている。

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