米航空局、メキシコの航空安全性評価引き下げへ=関係筋
[ワシントン/メキシコ市 21日 ロイター] – 米連邦航空局(FAA)はメキシコの航空安全性評価を最上位から1段階引き下げる準備を進めている。消息筋4人が明らかにした。引き下げられれば、メキシコの航空会社は新規の米国便を追加できなくなり、両国の航空会社間のコードシェアリング(共同運行)協定に基づく相互の便の座席販売などが制限される。
引き下げは「カテゴリー1」を「カテゴリー2」にするもので、数日内に発表される見通し。その後にFAAがメキシコ当局による航空監督について長期の見直しに入る。現行の便数への影響はない。
今回の措置は、メキシコ当局の安全監督が国際民間航空機関(ICAO)の安全基準に満たないとFAAが判断したことを意味する。
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