中国が検閲 BTS、レディー・ガガなど米番組出演シーン削除 中国国内からも批判の声
防弾少年団(BTS)、レディー・ガガなど有名スターらが出演した米人気ドラマ「フレンズ」が中国で配信する際、彼らの出演シーンがカットされたことが中国内外で話題となっている。中国国内のファンは「世界の国々から関係を断絶されている」と中国政府の検閲に批判の声を上げている。
米エンタメ業界誌・バラエティーは27日(現地時間)、中国の主要動画配信プラットフォームが米ドラマ「フレンズ:リユニオン」の中で、ゲストとして出演したBTS、レディー・ガガ、ジャスティン・ビーバーのシーンの一部をカットして配信した、と報じた。
中国のネットユーザーらはカットされた理由として、中国当局の検閲が背後にあると見ている。BTSは昨年10月、米韓関係の寄与による国際賞授賞式で「両国(米韓)が一緒に経験した苦難の歴史と数多くの方々の犠牲を、永遠に記憶する」と朝鮮戦争の犠牲者について言及したことがある。これについて、中国国内世論からは、北朝鮮を支援した中国共産党軍の犠牲に触れなかったとして、反発する声が上がった。党機関紙などはこの話題を大きく取り上げた。
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