2020年2月27日、ニューヨークの路上に設置された新聞ボックスの中に入っている、中国政府が運営する英字新聞社「China Daily(チャイナ・デイリー)」。(Chung I Ho/大紀元)

中国共産党機関紙、米メディアへの浸透を強化 半年間の広告費が5億円近く 

米司法省が5月24日に開示した文書によると、中国政府が運営する英字新聞社「China Daily(チャイナ・デイリー)」はこの半年間、タイム誌、ロサンゼルス・タイムズ紙、フィナンシャル・ タイムズ紙、フォーリン・ポリシー誌などに160万ドル(約1億7500万円)以上の広告費を費やした。

チャイナ・デイリーはまた、100万ドル(約1億945万円)を投じて、シカゴ・トリビューン紙、ヒューストン・クロニクル紙など地方紙に自社出版物を印刷させていた。

チャイナ・デイリーは過去30年間、米主流紙や地方紙の広告枠を購入し、自社記事を「折り込み広告」として、あたかも新聞紙面の一部にみえるかのように挿入している。

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