(Uriel Sinai/Getty Images)
≪医山夜話≫(14)

修煉を始め、タバコをやめたカジノのディーラー

ある冬の日の明け方、まだ空が真っ暗な中で、冷たい風に吹かれながら、一人の男性が右手にテープ・レコーダーと座禅用の座布団、左手に法輪功の資料を持って煉功する場所に向かっています。彼は法輪功の修煉を始めてから、春夏秋冬、天候の良し悪しに関わらず、毎日欠かさず煉功してきました。しかし、彼はわずか1年半前まで一日3箱のタバコを吸い、カジノで生死をさまようような人生を送っていたと、誰が想像できるでしょうか。

 彼がはじめて私の診療所を訪れた時、全身から強烈なタバコの臭いがしていたため、待合室にいた患者は皆彼の側から逃げるように座席を移動しました。当時の彼は呼吸が荒く、喘ぐように息をしていました。彼はタバコを止めるために私の診療所を訪れたのです。

 彼は、次のように訴えました。「1年前、私は前立腺ガンに罹りました。タバコをやめないと間もなく肺癌になると医者に言われました。私は様々な方法を試しましたが、なかなかタバコをやめられません。私の仕事はカジノでトランプのカードを配るディーラーです。数十年間、私は毎日タバコの煙の中で過ごしてきました。自分が吸わなくても受動的にタバコの煙を吸っていたのです」

▶ 続きを読む
関連記事
住まいをコンパクトにすることは、単なる節約ではなく、心と暮らしを整える第一歩。退職後をより自由に、快適に過ごすヒントを紹介します。
苦い食べ物は苦手ですか? 実は消化や肝臓の働きを支える一方、控えたほうがよい人もいます。
最近、肩が動かしにくいと感じませんか? 壁やテーブルを使った簡単エクササイズで可動域をやさしく整えます。
春が訪れ、米オレゴン州の動物園で暮らす2頭のクロクマの子どもが、冬眠から目覚めました。目覚めてまず向かったのは、水浴び用の大きな桶でした。
浴室のカビやキッチンの油汚れは、日々のひと工夫で防げます。重曹や柑橘の皮を使った自然な掃除法も紹介します。