中国から圧迫を受けているオーストラリアを支持=米国が表明

アントニー・ブリンケン米国務長官は、中国から経済的圧迫を受けているオーストラリアを米国は決して孤立させないと断言し、米国同盟国を標的にした中国のこうした行動により米中関係の改善が妨げられると表明した。

米国政府は国益が競合する近隣諸国を威圧する中国を繰り返し批判しており、ジョー・バイデン(Joe Biden)政権は中国の勢力増大に対抗するためにインド太平洋の同盟諸国との関係強化に努めてきた。

2021年5月中旬、ブリンケン国務長官は訪米中のマリセ・ペイン(Marise Payne)豪外相と共に臨んだ記者会見で、「米国は最も緊密な同盟・提携諸国を標的にした中国の攻撃的な行動が米中関係改善の妨げとなることをはっきり申し上げておく」と述べている。

▶ 続きを読む
関連記事
香港紙、りんご日報の創業者、黎智英(ジミー・ライ)氏が国安全法違反などの罪に問われた裁判で、香港の裁判所は12月15日、同氏に有罪判決を下した。量刑は後日、言い渡される
オーストラリア・シドニーのボンダイビーチで14日、大規模な銃撃事件が発生し、16人が死亡、40人が負傷した。この事件で、市民の男性が銃撃犯から銃を奪い、さらなる被害を防いだとして注目を集めている。
官房長官は、シドニー郊外銃撃事件をテロ行為として断固非難。現時点で邦人被害の情報はなく、政府は年末年始の欧米等でのテロ等に関する注意喚起を継続し、邦人の安全確保に万全を期す方針を示した
米ニューヨークを拠点とする神韻芸術団は、2026年の世界巡回ツアーの開幕を間近に控えている。「仁義礼智信」などの価値観を重んじた共産主義以前の中国の古典文化を再現する神韻に、各国の著名人や政治家、芸術家などから絶賛の声が相次ぎ上がっている。
豪州で12月14日夜、ユダヤ教の祭り「ハヌカ」を祝うイベントを狙った銃撃事件が発生し、少なくとも16人が死亡した。警察は事件をテロ行為と認定し、父子とみられる銃撃犯2人が関与した可能性があるとして捜査を進めている。