2021年4月16日、マンハッタンのニューヨーク証券取引所前に掲げられたウォール街のサイン(ANGELA WEISS/AFP via Getty Images)

米、中国企業のブラックリストを拡大 「赤い資産の一掃」目指す=専門家

米国政府はこのほど、中国の軍事企業数十社への米国人の投資を禁止した。これを受けてアナリストらは、米国は「赤い資産」を一掃する準備をしていると見ている。

バイデン大統領は6月3日、中国の防衛・監視技術企業59社をブラックリストに載せる大統領令に署名した。「中国の軍民複合体がもたらす脅威」に対処するための同措置は、合計44社を対象としたトランプ政権のリストを拡大したもので、8月2日に発効する。

台湾国防安全研究院で国防戦略・資源と産業研究所所長を務める蘇紫雲氏は大紀元に対して、「これは赤い資産を一掃することで、米国の資本と資産を浄化している」と語った。

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