WHO、欧州に節度ある行動呼び掛け 「危機脱していない」

[コペンハーゲン 10日 ロイター] – 世界保健機関(WHO)は10日、欧州諸国に対し、夏季休暇期間に節度ある行動を呼び掛けた。ここ数週間、新型コロナウイルス新規感染は減少傾向にあるが、危機を脱したわけでないと警告した。

ハンス・クルーゲ欧州地域事務局長は会見で、大規模なイベントやスポーツトーナメントが今後数週間に予定され、人が集まる機会、人流が増えると指摘し「旅行するなら、責任ある行動を求める。リスクを認識し、常識を守って欲しい」と述べた。

ここ2カ月で新規感染者・死者が減少し、欧州の多くの国が行動制限を緩和し始めている。

クルーゲ氏は、先週の新規感染者数が4月のピークの5分の1となったとした上で「域内の大半の国で改善がみられたことを認識すべきだが、危機を脱したわけでないということも認めなくてはならない」と述べた。

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