インド五輪ユニフォーム、中国スポンサー企業と契約打ち切り 「国民感情への配慮」
インドオリンピック委員会(IOA)は8日、中国のアパレルブランド「リーニン(李寧)」と、五輪選手団ウェア提供契約を打ち切ると発表した。東京オリンピック大会では、インドの代表チームはノーブランドのユニフォームを着用する可能性がある。
インドと中国の関係は依然として緊張している。インドでは、ヒマラヤ国境で昨年6月に起きた衝突でインド人兵士20人が死亡して以来、中国企業に対する不買運動を展開している。
リーニンは2016年のリオ五輪からインド選手団の公式ウェアスポンサーを務めている。IOAは3日、東京大会に出場するインド代表選手団の公式スポーツウェアを発表したが、国内世論で厳しく批判された。国内ブランドへの切り替えを求める声も多かった。
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