『中国クーデター』著者が語る、中国共産党政権を終わらせるための「世界規模の戦い」
中国専門家で元英国外交官のロジャー・ガーサイド(Roger Garside)氏は、新著『中国クーデター:自由への大飛躍(China Coup: The Great Leap to Freedom)』で、中国の李克強首相と汪洋・政治局常務委員が力を合わせて習近平政権を転覆させ、中国を民主化に導くクーデターを描写した。フィクションである同書は実在の人物を登場させるという手法をとっている。
ガーサイド氏は4日、大紀元の電話インタビューで、同書は中国が中国共産党(以下、中共)の抑圧から解放され、民主主義に移行する過程で起こりうるシナリオの一つを描いていると語った。米国をはじめとする民主主義諸国は今、中共が世界にもたらす脅威に目覚めた。この本がその「大覚醒」の一端を担うことを願っているという。
ドナルド・トランプ前米大統領は2019年9月、第74回国連総会の開会演説で、中国をWTO(世界貿易機関)に加盟させたことは間違いだったとし、「中共は、加盟時の約束をすべて踏みにじっただけでなく、貿易障壁や巨額の国家補助金、為替操作、ダンピング(不当廉売)、強制的技術移転、知財や技術等の窃盗などを行ってきた」と指摘した。
関連記事
ある少女はイギリスのヨークにあるスーパーマーケット(アルディ)に行った後、そこで売られている新しいぬいぐるみを家に持ち帰ることを夢見ていました。しかし、親切な店長に出会わなければ、その夢は破れていたでしょう。
英国のトマス・タジェンダット安全保障相は1日の下院で、スナク新政権は公約に掲げた国内30カ所に及ぶ孔子学院の閉 […]
英国防省はこのほど、異例の「脅威警告」を発布し、退役軍人に対して中国軍のヘッドハンティングに応じないよう呼びか […]
英紙ガーディアン11日付によると、同国の理工系大学インペリアル・カレッジは中国の防衛関連企業がスポンサーとなっ […]
辞意を表明したジョンソン英首相の後任を選ぶ与党・保守党の党首選で決選投票に進むリシ・スナク前財務相は24日、当 […]