サハラ砂漠に落ちた隕石「地球より古い星からの贈り物」

フランスと日本の科学者でつくる研究チームがこのほど、昨年アフリカのサハラ砂漠に落下した隕石について分析した結果、「約46億年前のもので、地球より形成が早い他の惑星から飛来した」とした上で、人類に知られる最古の流星体であり、その成分も極めて珍しいものだったことを確認した。

現在のところ、地球の天文年の推定値は45億4300万年とされている。複数のメディアによると、この無粒隕石 (エイコンドライト)に含まれるマグネシウムとアルミニウムの同位体を分析した結果、隕石が地球より古く、およそ45億6600万年前に形成されたことが判ったという。

この隕石の分析結果は、太陽系の初期惑星の形成に関して、前例のない貴重な研究機会と材料を提供したことを意味している。

サハラ砂漠のなかの、アルジェリアにあるサーシュ砂漠に落下し、EC 002 (Erg Chech 002)と名付けられたこの隕石の重量は約32 kg。

研究者は、もとは液状であった溶岩が10万年間の冷却と凝固を経て初期惑星の地殻となったものが「ある衝突後」に宇宙空間に飛び出し、最終的に地球に落下したものと考えている。

▶ 続きを読む
関連記事
正月明けに動けないのは、怠けではなく、心のメンテナンスのタイミングかもしれません。【こころコラム】
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手が自身のInstagramに投稿した、愛犬「デコピン」の動画と写真が、いま世界中で大きな反響を呼んでいる。
ネオンのように鮮やかなピンクが森に舞う、オーストラリア固有のピンクロビン。写真家の情熱と偶然が重なり捉えられた奇跡の瞬間が、自然の驚きと喜びを静かに伝えます。思わず笑顔になる一篇です。
毎日見ている舌に、体からの重要なサインが隠れているかもしれません。色や形、舌苔から読み解く中医学の知恵と、現代研究が示す健康との関係をわかりやすく解説。
150ドルの美容液より、鍋に浮かぶ一輪の花――中世から人々の肌を支えてきたカレンデュラが、なぜ今も通用するのかをひもときます。