6月18日、国連総会は年末で任期切れを迎えるグテレス国連事務総長の2期目の再任を承認した。任期は2022年1月1日から5年間。写真は同日、ニューヨークノ国連本部で開かれた国連総会に出席するグテレス事務総長(2021年 ロイター/Andrew Kelly)

国連総会、グテレス事務総長の続投承認 22年1月から5年間

[ニューヨーク 18日 ロイター] – 国連総会は18日、年末で任期切れを迎えるグテレス国連事務総長の2期目の再任を承認した。任期は2022年1月1日から5年間。

承認を受け、グテレス総長は「大小さまざまな国家間の信頼開花に向け、橋渡しを行い信頼熟成に絶え間なく関与するために全力を尽くす」と述べた。

また、国連はミャンマー軍に対し、民主主義を復活させ、拘束者を解放し、人権侵害や殺りく行為を停止するよう求めるべきと主張した。

国連への分担金が最も多い米国のトーマスグリーンフィールド国連大使は、国連は歴史的な課題に直面しているが、グテレス総長が指揮を執ることで、「2期目の5年間は1期目よりも平和かつ安全で、繁栄することを期待している」と表明。「そのためには全加盟国が努力し、政治的意志を持ち、責任を果たす必要がある」とし、全加盟国が人権への「情熱的なコミットメント」を持つべきとした。

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