6月28日、梶山弘志経済産業相(写真)は、家賃支援給付金不正受給で経産省の職員が逮捕されたことを受けて会見し、「憤りを感じている」と述べた。写真は都内で2019年10月撮影(2021年 ロイター/Issei Kato)

職員逮捕「憤りを感じる」、全容解明踏まえ厳正に対処=梶山経産相

[東京 28日 ロイター] – 梶山弘志経済産業相は28日、家賃支援給付金不正受給で経産省の職員が逮捕されたことを受けて会見し、「憤りを感じている」と述べた。警察の捜査に全面協力するなどして全容を解明し、厳正に対処すると述べた。

梶山経産相は「高い倫理意識を求められる国家公務員にこうした案件が発生したことは誠に遺憾」と述べ、国民に向けて謝罪した。

警察の捜査に全面的に協力し、「全容解明を踏まえて、厳正に対処する」とした。

服務規律の徹底のほか、未然に防ぐことができなかったのかなどの検証が必要だと指摘、再発防止策を検討していくとした。

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