7月1日 ブラジルのボルソナロ大統領は1日、来年の大統領選挙で不正があった場合、権限を移譲しないと表明した。写真は7月1日、ブラジリアで撮影(2021年 ロイター/Adriano Machado)

ブラジル大統領、来年の選挙で不正あれば権限移譲せず

[リオデジャネイロ 1日 ロイター] – ブラジルのボルソナロ大統領は1日、来年の大統領選挙で不正があった場合、権限を移譲しないと表明した。

大統領選では極右の現職ボルソナロ氏と左派のルラ元大統領の対決が確実視されており、世論調査ではルラ氏が優勢。選挙を巡っては、ボルソナロ氏が敗北を認めない可能性が懸念されている。

ボルソナロ氏はソーシャルメディアを通じて毎週行っている演説で、「クリーンな選挙に勝った人には大統領のたすきを渡す」と述べた上で、「不正があれば渡さない」と付け加えた。

▶ 続きを読む
関連記事
北朝鮮の共産主義政権が米国との核外交再開を検討する党大会を前に、非弾道ミサイルが飛行した
1978年、最貧地域だったマデイラ島は、大胆な低税率政策で特別経済区を創設した。47年後、失業率は低下しGDPは大きく成長。EUが忌避する税制競争が、周縁地域を繁栄へ導いた実証例である。
トランプ米大統領は、マール・ア・ラゴを訪問したウクライナのゼレンスキー大統領を迎え、両者ともに機嫌は良さそうに […]
ベネズエラ沿岸にある麻薬船の拠点施設への攻撃は、カリブ海における米国の軍事作戦の拡大を意味している
トランプ大統領とネタニヤフ首相が会談。トランプ氏はイランの核再建に即時攻撃を警告し、ハマスには武装解除を強く要求。また、非イスラエル人初の「イスラエル賞」を受賞し、中東和平の枠組み拡大への意欲を示した