2020年10月20日、日米豪3カ国の海軍は南シナ海で合同演習を実施した(米海軍より)

台湾有事、日本の参戦は中国軍への抑止力を増大=米誌

米国のフォーブス誌電子版は2日の記事で、台湾に対する中国当局の武力侵攻の可能性が高まる中、米軍と共に台湾を守るという日本政府の意思は、中国当局への抑止力の増強につながるとの見方を示した。

英紙フィナンシャル・タイムズ1日付によると、日本政府は米国側に対して、台湾有事の際の作戦計画を共有するよう求めたことがある。しかし、米国防総省は同意しなかった。同省は、「段階的に日本との連携を強化すると考えているためだ」という。「米政府の元当局者」は、最終的には日米両軍が台湾有事のために単一の統合計画を作成することを目指していると話した。

フォーブス誌はこの報道について、「西太平洋地域の地理的条件は、同盟国が台湾を防衛する際、日本が果たすべき役割を基本的に決定している」「日本の指導者たちは、中国当局が台湾を侵攻した場合、その戦いに参加することを覚悟しているということだ」と分析した。

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