中国の新たなミサイルサイロ建設に関する報告により高まる米国の懸念

中国、砂漠に大規模なミサイル格納庫を建設 核兵器論争の火種に

商用衛星画像を解析した米国の研究者等の発表により、中国が大陸間弾道ミサイル(ICBM)のサイロ(地下式格納施設)の数を大幅に拡大している可能性がある。核兵器が米中間の新たな論争の種に発展する懸念が浮上している。

カリフォルニア州モントレーに所在するミドルベリー国際大学院モントレー校ジェームズ・マーティン不拡散研究センターの研究者2人が商業衛星企業のプラネット社から提供された画像を解析したところ、中国北西部に位置する甘粛省の砂漠地帯に中国が119基のサイロを建設していることが判明した。

研究者の1人であるジェフリー・ルイス(Jeffrey Lewis)博士の発言によると、これは中国製DF-41(東風-41)大陸間弾道ミサイルのサイロである可能性が高い。

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