台湾政府、リトアニアで「台湾代表処」開設へ 大使館相当
台湾外務省は20日午前、オンライン記者会見を開き、台湾は北欧バルト海に位置するリトアニアで、大使館の役割を果たす「台湾代表処」を開設すると発表した。
リトアニアのアウシュリネ・アルモナイテ(Aušrinė Armonaitė)経済・イノベーション担当相は5日、ドイツメディアの取材に対して、同国は10月~11月の間に台湾で代表機関の設置を計画すると明らかにした。これを受けて、台湾側もリトアニアで代表機関を設置すると決めた。
台湾は昨年、アフリカ東部のソマリランド共和国で、初めて「台湾代表処」を設立した。台湾と外交関係を結んでいない多くの国では、「1つの中国」問題で中国当局の批判を回避するために、大使館に相当する「台北経済文化代表処」が設置されている。
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