再送解散総選挙、党に有利な時期を考えれば裏目に出る=自民幹事長
(見出しの余計な字句を削除して再送します)
[東京 20日 ロイター] – 自民党の二階俊博幹事長は20日の会見で、解散総選挙の時期を問われ、「自民党にとって有利になるのがいつ(のタイミングでの解散)なのかと考えたら選挙は必ず裏目に出る」と述べた。必要であれば直ちに解散すると従来の見解を繰り返し、「明日、解散することもありうる。それだけの緊張感をもって政治を進めている」と語った。
また、 報道各社の調査で、昨年9月の発足以降で最低となった菅内閣支持率については、国民の生の声を真剣に受けこの事態を乗り切りたいと発言した。
一方、9月末に任期が満了する党総裁の選挙については、「淡々とやることがいい。妙な考えをすると必ず裏目にでる」と述べた。菅総理から総裁選について相談を受けていないとし、ルールに従って行うと説明した。
二階幹事長は今月初め、30兆円に近い規模の経済対策を考える必要性に言及しており、その財源について質問されると「これからつめていくが、財源を考えないで政策を打ち出すことはない」とした。
韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が東京五輪に合わせた日本への訪問を見送ったこと対し、「断念されたことは残念だと思う」と述べた。
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