中国・新疆ウイグル自治区コルラの綿花畑で綿花を摘む労働者(STR/AFP via Getty Images)

中国サプライヤー3社、新疆労働者の雇用停止 高まる圧力で

欧米諸国が新疆ウイグル自治区での強制労働に対する監視を強化する中、中国企業3社は新疆の労働者の雇用を停止した。3社はAppleなど米企業のサプライヤーである。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)20日付が報じた。

報道は、携帯電話のタッチ保護ガラス・パネルなどを製造する中国大手のガラス加工メーカー「レンズ・テクノロジー」の元従業員の話として、同社は中国政府が支援する労働力計画を通じて、新疆の工場から送られてきたウイグル人労働者の雇用を徐々に停止していくと報じた。通常のウイグル人労働者の雇用も停止するという。同社は米Apple社の主要サプライヤーである。

中国のマスクメーカー「中國口罩生產商湖北海興無紡布(Hubei Haixin Protective Products Group)」の従業員は、同社でも新疆からの労働者を雇用しないことを決めたと明かした。

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