ロシアのサハリン島は、2025年時点で温室効果ガスの排出を実質ゼロとする「カーボンニュートラル」の達成を目指す中、炭素回収・貯留(CCS)技術提携に関して日本企業と合意に近づいている。サハリン州のリマレンコ知事がロイターに明らかにした。写真はサハリン・エナジーの液化天然ガスプラント。サハリン島で15日撮影(2021年 ロイター/Vladimir Soldatkin)

ロシア・サハリン島、炭素回収・貯留技術提携で日本企業と合意近い

[ユジノサハリンスク(ロシア) 21日 ロイター] – ロシアのサハリン島は、2025年時点で温室効果ガスの排出を実質ゼロとする「カーボンニュートラル」の達成を目指す中、炭素回収・貯留(CCS)技術提携に関して日本企業と合意に近づいている。サハリン州のリマレンコ知事がロイターに明らかにした。

リマレンコ氏は電子メールで「州政府は有名日本企業との協定に署名する準備を進めている」と述べた。それ以外の詳細については言及は避けた。

サハリン島には、サハリン・エナジーが運営するロシア初の液化天然ガス(LNG)プラントがある。リマレンコ氏によると、サハリン・エナジーはカーボンフットプリント(温暖化ガス排出量)を削減し、カーボンニュートラルに沿った燃料供給を図る「エコロジカルLNG」という戦略を打ち出している。

関連記事
5月14日、メリーランド州、ネブラスカ州、西バージニア州で民主党と共和党の初選が行われた。前大統領ドナルド・トランプ氏と現職大統領ジョー・バイデン氏は選挙戦でいくつかの警告信号に直面したが、全体的な状況は安定していた。5月14日予備選挙のハイライト
反ユダヤ主義に対抗することを目的とした法案が米国下院で可決され、憲法修正第一条の権利に影響を及ぼす可能性について党派を超えた議論が巻き起こっている。反ユダヤ主義啓発法として知られるこの法案は、5月1日、321対91の賛成多数で米下院を通過した。
5月14日、英国バーミンガムで行われた安全保障会議で、英国と米国は、中共によるサイバー攻撃とスパイ活動が世界の安全に重大な影響を及ぼしていると指摘した。
ノースカロライナ州マチュース。 ドナルド・トランプが大統領選で共和党の推定候補者となって以来、全米世論調査での彼のリードは強くなっている。大きなアドバンテージを持つノースカロライナ州の地元保守派は、草の根運動の欠点を懸念している。
ニュージャージー州ワイダーウッド、前大統領ドナルド・トランプは5月11日、ビーチでの珍しい演説に数万人のファンを集めた。民主党が優勢とされるこの州で、共和党候補がこれほど多くのファンを集めたのは歴史的な偉業だと言える。